『ゼルダの伝説 大地の汽笛』レビュー
![ゼルダの伝説 大地の汽笛(特典無し) ゼルダの伝説 大地の汽笛(特典無し)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/61I9r5vEzpL._SL160_.jpg)
- 出版社/メーカー: 任天堂
- 発売日: 2009/12/23
- メディア: Video Game
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列車のパーツ以外は全て集めてクリアしました。FF13そっちのけで(笑)
移動
今回の最大のウリが列車です。線路が全部消されちゃってどうしよう的な場面から始まり、大きなイベントやクエストをこなす度に線路が復活し、行ける場所が増えるという具合です。ちょっと移動が面倒ですが、大砲列車を入手してからは、移動中に岩を壊してお金を手に入れたり、敵を倒したりするので、全くヒマというわけでは無いです。
最初に「スッゲー」っと思ったのが、BGMと汽車のシュッシュッって音が上手くリンクするところ。これは聴いてて気持ちが良いです。出発時にはシュッシュッの音はBGMとズレているのに、最高速度になって少し経つとリンクするんですよ。リアルタイムでタイミングを計算して鳴らしてるんでしょうけど、これはちょっと不思議な感覚です。ゼルダシリーズってのは音楽も重要な要素なので、その辺はこだわってるんでしょうねぇ。
猫目ゼルダでは船→列車と来たので、次は飛行機?鳥に乗る方が可能性としてはありそう。
ちなみに、リンクが汽車に乗り込んで出発する時に、敬礼して「ウムッ」って言うのが何度見てもカワイイ。
戦闘
いかにもゼルダというダンジョンは、今回は5つしかありませんでした。これがちょっと残念なところで、個人的には倍あって欲しかったところ。その代わり、中央に塔のダンジョンがあり、ここでのファントムとのパズル的駆け引きが結構難しかったので、ボリューム的には良しとしときましょう。
そのファントムが今回のもう一つのウリで、ゼルダ姫をファントムに憑依させ、ペンで軌道を描いて行動を指示することが出来ます。二人を交互に切り替えるスタイルは今までのゲームでもありましたが、それは必ずどちらかが停止している状態でした。もしくは、作戦を設定して行動させるシステムにしても、それはあくまでコンピューターが作戦に則って考えたパターンであって、ユーザーの意思ではありません。「どちらのキャラクターにも自分の意思を反映させ、しかも同時に操作できる」のは、タッチペンがあって初めて出来た革命かもしれません。
武器
今回初めて登場したものに、砂地をグワッと持ち上げる武器があります。これを使うと、自分の下の砂を隆起させて高い場所に上ることが出来たり、砂地に潜っている敵やアイテムを露出させたりでき、パズル的要素が益々パワーアップして面白くなりました。
ハンマーとかパワーグラブとかスコップとかも出て欲しかったり。
まとめ
やっぱりゼルダは面白い。