FF13やる前に必読『小説 ファイナルファンタジーXIII エピソード0 -約束-』

小説 ファイナルファンタジーXIII エピソード0 -約束-

小説 ファイナルファンタジーXIII エピソード0 -約束-


登場人物それぞれが、ゲームに登場する場面までにどのような道を歩いてきたかを記した物語です。ゲーム本編のオートクリップにも「13日間」として経過が書かれていますが、この本にはそれ以前の話、また、13日間を補完する話も書かれています。

読んでいる最中に思ったのは、「プレイする前に読んでおけば良かった」の一言です。

ゲームをプレイしていると「何でこいつは突然こんなこと言うんだ」とか思うことが(特に最初は)ありますが、この本を読めば違和感なく話に入っていくことができるでしょう。特に、ヴァニラとファングが下界でどのような経緯でルシなったのか、そしてコクーンで目覚め、進んだ文明の中に放り出されてからの奮闘ぶり、謎のフクロウの事なども書かれています。これは物語の始まりであり中核でもあるので是非読むことをお勧めします。

まだFF13をプレイしていない場合の手順としては、

  1. 用語をネットなどで調べて把握する(コクーンとパルス、ファルシとルシ、ルシの役割)。
  2. 小説を読む。
  3. ゲームをする。

がベストではないかと。

ハードカバーなので分厚く感じますが、実際はそれほど長い内容ではないので、集中して読めば2〜3日で読める量ではあります。

この本を読むのと読まないのでは、物語への入り込み具合が大分違ってくると思いますので、強くお勧めします。