『逆転検事』

逆転検事(通常版)

逆転検事(通常版)

クリアした感想

アレッ?

流れにメリハリが無い

一番大きかったのは、全体的な流れにメリハリが無く、ダラダラしている点。逆転裁判の時は捜査パートと法廷パートで別れていて気持ちの切り替えが出来たのですが、今回は現場のみでそれがありません。また、逆転裁判の時は各章ごとに謎が解けて独立していながら、最後に実は繋がっていたというサプライズが面白かったのですが、今回は最初から各章の繋がりが前提で進んでいくので、各章ごとの謎が解けたとしてもまだモヤモヤとしたものが残っていてスッキリ感がありません。

システムに目新しさが無い

システムに関しても、何か新しいものがあったかと言うと、何も無かったような…。せっかく検事が主人公なんだから、弁護士の時には思うように出来なかった「捜査」のほうをもっと取り上げても良かったのではないでしょうか。確かにキャラを動かして捜査できるようにしてはいますが、これは見せかけだけであって、今までの選択式と何ら変わりありませんからね。科学捜査でお馴染みの宝月茜ちゃんも出てくるのですが、たった一度しか絡みが無いのが信じられません。

フラッシュ効果使いすぎ

逆転シリーズ独特の演出として画面を一瞬光らせるエフェクトがあります。これは何かに気づいた瞬間や、言葉を強く発した時に使われるのですが、今回は多用され過ぎています。もう目にダメージが来そうな程に。凄くストレス溜まりました。

ひとこと

まあ、でもストーリーとしてはそこまでつまらなくはないので、シリーズのファンの方はプレイしといた方が良いに決まってるんですがね。今回のストーリーが今後の作品にも絡んでくるのは確実でしょうから。