『テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー』

テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー - PSP

一言で言うと「一人MMORPG」（意味が矛盾してるけど）というか、「一人ネットゲーム」って感じです。パーティー組んで、クエストをこなして、アイテムで生産を行って、という過程は、まさにそうなんじゃないでしょうか。

このゲームの大きなウリであるのが登場人物で、過去のテイルズシリーズに登場したキャラクターとパーティーを組むことができます。ですが好きな様に組めるかというとそうでもなく、クエストをこなしていって信頼されないとバッサリと断られたりします。そして一つのクエストが終了する度に、パーティーは解散されます。このシステムは最初はどうかなと思ったのですが、いつも同じメンバーではなくなるので、レベルの片寄りが少なくなりますし、いつも新鮮な気持ちで戦えるものなのですね。

悪い点を言うなら、ダンジョンや街が少ないのでいつも同じ風景なところ、職業毎にレベルが設定されていること（なので初めての職業はレベル１から。もちろん元の職業に戻れば元のレベルに戻る）などがあります。それから、装備を変えると見た目もちゃんと変わるのは良いのですが、意外と装備の種類が少なくて、その時点での最強武器も割と簡単に買えちゃうので、次の街に行くまでずーっと同じ装備で飽きてきたりもします。ネットに接続すると特別な装備がダウンロード出来たりするのですが、ハゲヅラが意外と防御力高かったりして、いい加減まともな装備に戻したいなぁ、ってな感じです。

そんな感じのゲームですので、単純作業が嫌いな人には向いていないかも知れません。私の場合は２〜３個のクエストをこなすと電源を切ってしまうのですが、次の日には何故かまたプレイしたくなってしまってます。短期集中型というよりは、毎日少しずつ長ーく遊ぶゲームなんでしょうね。