「ionCube PHP Encoder」購入

どの会社にもパソコンに詳しいって人が大抵いるもので、そういう奴に限ってこっちが作ってやったプログラムを中途半端な知識でイジってしまい、「動かなくなったー、助けてー」なんて馬鹿野郎なことを言いやがるものです。

それに最近は個人情報の流出が問題になっているので、スクリプト中のパスワードが丸見え状態なのも何とも心配。サーバーに侵入されたとして、ページの改竄程度なら元に戻せば良いですが、蓄積されている情報が流出させられたとあっては回収は不可能ですからね。

そんな訳で遂に買っちまったー、「ionCube PHP Encoder」。イギリスのionCubeが開発したものを、日本ではアシアルという会社が販売してます。

PHPスクリプトコンパイルした後に暗号化して、解析や改竄を不可能にするエンコーダです。オマケにコンパイルしたことによる高速化も期待できるとのこと。

ダウンロード版は¥62,800だけど今なら10%オフで¥56,520。それでもタッカーいなのだが、Zend純正のエンコーダが40万円するのに比べると、はるかにヤッスーいのです。

注文はいたって簡単でした。インストールするOSを選んで、料金の支払方法を選ぶだけ。クレジットカードと銀行振込が選べるのですが、この会社は何故かクレジットカードの手数料が7%もかかるので、銀行振込にしました。定期購読している「PHPプログラマーズマガジン」程度ならそんなに気にならないですけど、今回ばかりは7%となると4千円近くもかかっちまいますからね。ちなみに領収書が必要な場合の入力欄もきちんとあります。

で、早速オンラインで振り込んだところ、その日の昼近くに入金確認のメールが到着しました。それによると、これからイギリスのionCubeに対して手続きを行うので、商品の引渡しは2,3日以内になるとのこと。「えー、ダウンロード版だからすぐじゃないのかよー」と思いながらイジケてたら、もうその日の夜に来ました。なんだよ。

どうやら中身は英語版だけど、マニュアルは日本語みたいです。早速ソフトをダウンロードしてインストール。

だけどこれだけではまだ使用できなくて、ライセンス登録しないといけないのです。ふむふむ、ライセンスはLANアダプタに対して割り当てられると。MACアドレスでも見てるんですかね。そこで登録用のキーを作成すると、3つも出来ちゃったヨ。VMWareの仮想LANカードの分も出来ちゃったのかヨ。

そんなこんなで間違えないように現実のLANカードのキーだけをメールに添付して送りました。そしたら10分も経たないのにライセンスキーがキター!速ーい!

このライセンスキーをlicdata.txtというテキストファイルにコピペし、インストールしたフォルダに置いて、ようやく使えるようになるのです。

それにしても手続きめんどうですね。WEB上で自動化して欲しいものです。