『Web標準の教科書』

Web標準の教科書

Web標準の教科書

XHTML」という言葉が世に出始めた当時は、「こんなもん今後使われるのだろうか?」なんて高をくくっていた私ですが、時は流れて今やXHTMLCSSでページを作るのがスタンダードとなりつつあります。そんなワケで「改めて勉強しなきゃなぁ」と思って本を探していたところ、良いのを見つけました。

「教科書」を謳っているだけあってスゲェ詳しいです。この著者はW3Cの仕様書の翻訳をしているだけあって、かなり仕様に精通しているのが伝わってきます。(それ故に、仕様書の文章をそのまま持ってきたんじゃねぇかっていう長い文章がタマにあって、意味が分からないこともあったりするのですが(^^;)

だからと言って、ただW3Cの仕様を説明しているだけではなく、その上で実際の制作ではこのようにしたほうが良い、という助言があって大変助かります。

また、現在策定中のXHTML2.0、CSS2.1、CSS3.0の仕様も随所で解説されていて、将来に向けて現在どうすれば良いかという解説もありがたいですね。

サイト制作に携わる方は必携の教科書でしょう。最初から読み進めるも良し(600ページは辛いかも)。その都度調べるも良し。