『ローグギャラクシー』その1

ドラクエ8を開発したレベルファイブが送るということで、期待せずにはいられないRPG。とりあえず本編はクリアしました。

ストーリーの中心となる男女の声優に、俳優の玉木宏上戸彩を使う気合いの入れようです。まあいつものようにタレントの声はアニメーションには合わないのですが、話題集めには仕方が無いところでしょうか。

付属のパンフレットに載っていたインタビューでもその辺は本人も自覚しているようで、「ドラマでは戦闘シーンなんて無いので、声の出し方がむずい…」みたいなことを言っておられました。やはりプロの声優との違いは、叫び系のセリフに出てきますよね。しかも玉木宏さんは元々声が低く、17歳の役に合わせる為に声を高めに出してたそうで不自然。フィールド移動中にキャラクタが勝手にしゃべるんですが、「気合い入れていこう!」とヘタれな声で言われる度に力が抜けます(^^;

アニメーションに関してはドラクエ8同様って感じでグイングイン動きます。上戸彩ちゃんが喋るキサラのミニスカは、パンツが見えそうで見えないです。

システムの特徴としては、全ての場面がシームレスに繋がっているのが挙げられます。街からフィールドから戦闘場面まで、全て間が無く繋がっていてストレスは感じません(その代わり、ディスクが頻繁に回ってますが)。

また、コレクション要素の多さが目につきます。

  • 武器合成。結構なパターンがあります。
  • ファクトリー。工場で色々な材料から武器・アイテムを作ることにより、店頭に並ぶようになります。
  • ひらめき。要は特技のことで、アイテムを枠にセットしていくことで特技を覚えていきます。中には手に入りにくいアイテムもあり、誰のどの枠に優先して入れていくかが迷いどころ。
  • 虫対決。これはまだ手を付けていないのですが、任意の場所に仕掛けを設置して虫を集め、虫同士を戦わせて経験値を上げたり、交配させたりして強くしていくシステム。
  • ハンターランキング。世界中に生息している賞金首モンスターを倒すと、それに応じてポイントが加算され、ハンターとしての順位が上がっていくというもの。

正直これらにハマってしまうと本編が進みません(特に虫)。本編をクリアすると、新しいフィールドが追加されてそのまま続きが出来るので、そこでコンプを目指すというやり方でしょうかね。

プレイしていて思ったのは、システムを作るだけでは無くて、データ量が凄いなと感じました。武器の種類の多さにしてもそうですし、キャラクタには頭の上に名前が表示されているるのですが、そこら辺を歩いている人まで全てに名前が付けられていて、よくぞここまで多くの名前を考えられたなぁと頭が下がります。

ただ、良いところばかりでは無いんですね…(続く)