『ダージュ オブ ケルベロス』

FFVIIの3年後の物語だそうな。でもそんなこと言われてもFFVIIの内容なんてすっかり忘れてるって。クラウドとか神羅とかの名前だけしか思い出せん(^^;

まあそれはいいとして、やはり最初に感じたのは「操作がムズい」。制作サイドとしてもそう思ったのでしょう、かなり丁寧なチュートリアルが収録されています。

また、制作サイドは走りながら撃てなくちゃいけないとも考えたんでしょう。その結果、シューティングゲームの肝である「弾を撃つ」という動作が「R1ボタン」に割り振られています。個人的にはLRボタンというのは「補助」ボタンであって、主役ボタンに踊り出るにはかなり気持ち悪い感じであります。一方、一般的な主役ボタンである○ボタンはジャンプに割り当てられています。おかげで慣れない間は、敵の前で必死にジャンプを繰り返している自分がいるわけです。

システム的にもどうなんだろうと思います。ステージ終了後と死亡後にポイントが換算され、経験値にするかお金にするか選ぶんですが、どうもボリュームを多く見せるための時間稼ぎとしか思えないですよねぇ。

残念だったのは、ヤリ込み要素が全くないところ。このゲームにもメタルギアソリッドのケロヨンみたいなのがあるのですが、すべて撃ったところでクリア後にイベントムービーが見られるようになるだけ。短時間でクリアできるゲームだけに、ヤリ込み要素がないとはねぇ。

唯一凄いと感じたのは、やはりプリレンダのCGでしょうか。最後にGackt様が登場するシーンでは、実写とCGが見事に融合しておりました。

でも正直…おもろくないかな。FFVIIファンの皆様にだけということで。