67冊目 『Mutiny on the Bounty』 YL:2.2 語数:5,862

Mutiny on the Bounty (Oxford Bookworms Library)

Mutiny on the Bounty (Oxford Bookworms Library)

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南国タヒチから西インド諸島パンの木を運ぶ任務を遂行していたイギリス船バウンティ号。ある日、ブライ船長の厳しさに不満を抱いたクリスチャン副船長やアダムスら乗組員達は反乱を起こし、ブライ船長ら18人をボートに押し込むと、自分たちは再びタヒチへと引き返す。小さなボートに押し込まれたブライ船長らは41日間7000キロを漂流してティモール島にたどり着き、イギリスへの帰還を果たす。イギリス政府は反逆者捜しに船を向かわせると、一部の者は発見するが、肝心のクリスチャン副船長らを見つけることは出来ず、ついには船が座礁してしまう。

なんとこの話は実話だそうで、イギリスでは有名な話だそうです。もし自分がこんな大海に放り出されたら、とりあえず泣きます。根性で帰還したブライ船長たちも凄いですが、20年後に発見された唯一の生存者であるアダムスは、多くの嫁さんを貰って現地人と化していて凄いです。クリスチャン副船長は他人の嫁さんに手を出して殺されたそうですが、現在も子孫が生存しているっちゅうのもこれまた凄い話です。