Apollo α版がリリース
今年のウェブ界の目玉と言っても良いでしょう、AdobeのApolloのα版が遂にリリースされました。Apolloを使用すれば、HTMLやFlashやPDFで作成したアプリを統合させて、OS上で独立したアプリとして動かすことができるようになります。
Ajaxを使用したページもアプリ化できますし、ブラウザ上では制限されていたデザインでも自由度が高くなります。わざわざ他の言語を覚えなくても良いですし、ランタイムさえインストールされていれば、どんなOSででも動くというのも嬉しいですね。
今回公開されたのは、Apolloアプリを動作させるためのランタイムとサンプルアプリ、それとアプリを作成するためのSDKです。早速サンプルアプリをインストールしてみたのですが、インストーラのデザインが格好いいですし、他のアプリと全く同じ扱いになり、コントロールパネルからアンインストール出来るんですね。Finetune Desktopというアプリでは、iTunesのプレイリストを読み込んで演奏したりして凄いじゃないですか。
MicrosoftがExpression製品群でAdobe領域に戦いを仕掛け始めてきているので、Adobeが生き残れるかはこのApolloに掛かっているかも知れません。まさか高額な価格設定はしてこないですよね、Adobeさん。