『シャイニング・フォース イクサ』

シャイニング・フォース イクサ

シャイニング・フォース イクサ

なぜ今更という感じがしないでもないですが、『ファイヤーエムブレム』をクリアした3月のある日、部屋を整理してたら未開封の『シャイニング・フォース イクサ』がひょっこり出てきたワケです。どうやら昨年末からWiiやら何やらゲーム買いまくってしまったせいで、自分の買ったゲームさえ把握できてなかったらしいです(^^;そんなこんなで世間から遅れてプレイし始めた次第です。

システム的に強く感じたのは、以前にレビューしたマイクロソフトのPCゲーム『ダンジョンシージ』にそっくりだということです。自動で戦ってくれる味方とパーティを組んで敵をバッサバッサとなぎ倒すところや、どれを装備してどれを売ろうかと迷ってしまう程ボロボロと大量にアイテムが落とされるところなんかは、それを彷彿とさせます。シャイニングシリーズには今回初めて手を出したのですが、毎回こんな感じなんでしょうかね?とは言っても、『ダンジョンシージ』と比べると雲泥の差でこちらの方が面白いです。ストーリーやキャラクタ、強化システムなどの肉付け部分が濃厚で、見事に日本向けにアレンジされてると思います。さすが、評判良いのもうなずけます。

特に工夫されていると感じたのは、2人いる主人公の成長度合いが片寄らないようになっている点です。片方が冒険に出かけている間、もう片方は攻めてきた敵から拠点を防衛したり、成長させるのに必要なミスリルを片方が入手すると、同じ分だけもう片方に追加されたり、という点に関心させられました。

その他で細かい点を言うと、HPが少なくなって危なくなると、画面全体が赤っぽくなるのも気が利いてますね。画面がコマ落ちする程大量に敵が出てきたりするので、HPメーターから目を離しているといつの間にか死亡寸前ってことが多々あるので良いです。逆にちょっと面倒だと思ったのは、新たに入手したアイテムが分からなくなる点で、「NEW」マークでも付けてくれれば良かったのに、と思ったのは私だけでしょうか?

とりあえずクリアしましたが、隠しダンジョンの途中でやめました。魔法使いシリルで進めていたのですが(インフェルノ+早歩きでバンバン雑魚を倒せるので)、強い敵を倒すの面倒になったので。物理攻撃トウマだったらどうなのかなぁとか考えながらも、今からレベル上げも面倒ですしね。

とにかく面白かったので、この分だと来月発売の新作も買っちゃいそうかも、ですね。